ApacheBenchインストール
ApacheBenchはhttpdに入ってます。
インストールできたら、abコマンドが使えるようになったことを確認します。
以下のようにバージョン情報が表示されればOKです。
使ってみた
- 対象のURLは http://example.com とします。
- プロキシはIPアドレス 1.1.1.1 の、ポート 8080 とします。
- プロキシのBasic認証のユーザー名は pxuser、パスワードは pxpass とします。
- ※対象がBasic認証付きページなのではなく、Basic認証付きのプロキシを使ってるという意味です。
同時に20個ずつのリクエストを、60秒間投げ続ける設定で行いました。オプション名の -X
と -P
は必ず大文字で指定します。
結果の見方は、ざっと以下のような感じです。
なお、今回は対象からのレスポンスが速すぎて、リクエストを合計50000件投げたところでベンチマークが終わってしまいました。
そもそも -t
オプション使用時は、暗黙的に -n 50000
が固定で指定されるみたいです。
abコマンド使い方メモ
リクエストを10回投げる
同時に2個ずつのリクエストを計10回投げる (=2人が5回ずつアクセスする)
リクエストを30秒間投げ続ける
同時に20個ずつのリクエストを30秒間投げ続ける
プロキシを通してリクエストを10回投げる
Basic認証つきページにリクエストを10回投げる
Basic認証つきプロキシを通してBasic認証つきページにリクエストを10回投げる
リクエストを10回投げた結果をHTMLで出力してファイルに保存する
参考記事
コマンドは、大まかなところは以下の記事を参考にさせていただきました。
Apache Benchでサクッと性能テスト - Qiita
細かいところは公式ドキュメントを参照しました。
ab - Apache HTTP server benchmarking tool - Apache HTTP Server Version 2.4