愛知県の女の子が、掲示板に不正プログラム (ブラクラ) のURLを貼って補導されたというニュースがありました。

不正プログラム書き込み疑い補導|NHK 兵庫県のニュース
補導されたのは、愛知県刈谷市に住む中学1年生の13歳の女子生徒で、警察によりますと、インターネットの掲示板に、不正なプログラムのアドレスを書き込んだ疑いがもたれています。
このプログラムでは、クリックすると、画面の真ん中に「何回閉じても無駄ですよ〜」という文字や、顔文字などが表示され続けるよう設定されているということです。
書き込みを見つけた警察が、インターネットの接続記録を調べ、4日、補導しました。
また、同じアドレスを別の掲示板に書き込んだ疑いで、山口県の39歳の無職の男と鹿児島県の47歳の建設作業員の男のそれぞれの自宅も捜索しました。
今後、書類送検する方針です。
警察によりますと、3人に面識はなく、それぞれネット上の別の場所にあったものをコピーして貼り付けていたということです。
調べに対し、いずれも容疑を認め、女子生徒は、「以前、自分が困ったことがあり、誰かがクリックすれば、おもしろいと思った」と話しているということです。

映像を見るとチャットっぽかったですけど、掲示板なんでしょうか。

ちらっと読んで、自分もそのくらいの年頃に見様見真似で (※ローカルPC上で) ブラクラ作ってたっけ、と懐かし恥ずかしな気持ちに一瞬なったのですが、よく読んだらぜんぜん違いますね。

他人が作ったブラクラのURLを掲示板に書き込んだことで捕まったみたいです。作者はこの女の子ではないです。しかも中身は、JavaScriptの無限ループで alert が表示され続けるだけのやつです。ブラクラと書きましたが、別にクラッシュしません。

確かに悪いことだけど、これで一撃で警察が来て家宅捜索? プロバイダに怒られるとかでもなくて?

そもそも、どういう経緯でこんなおもちゃみたいなのが警察に見つかったんだろう。踏んでびっくりした人が通報したとか、もしくは未成年が多そうなサイトをもともと警察がチェックしてたとかかな。これを発端に、過去に同じURLを貼ってた人たちが芋づる式に捕まったのかな。

不正プログラム👿の中身

[2019-03-06 追記] 404になってました。

ちょうど、引用元のニュースの映像に不正プログラム👿の作者らしきTwitter IDが映りこんでいたので、見に行ってみました。冒頭の画像の通り、無限に表示され続けるメッセージの中に「by」でモロに書いてあります。

騙りでなければ、作者のTwitterアカウントは2013年12月9日に作成されてる非公開アカで、ツイート数は196でした。最近ツイートを消したとかでなければ、もう使われてないアカウントかも。

プロフィールにURLが貼ってあったのでアクセスしたところ、FC2で作られたサイトで、いきなり当該の不正プログラム👿でした。URLが burakura.html なのが……。

ソースコードを確認したので、FC2が自動で挿入していると思しき箇所を除いて、以下に全文引用させていただきました。が、プライバシーがあると思うので作者の情報が書いてある部分は伏せてます。うちは神奈川県警の管轄なので、URLも貼りません。気になる方はニュースの映像から辿ってください。引用の要件を満たしてなくてごめんなさい。

burakura.html
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
<title>無題</title>
<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
for ( ; ; ) {
window.alert(" ∧_∧ ババババ\n( ・ω・)=つ≡つ\n(っ ≡つ=つ\n`/  )\n(ノΠU\n何回閉じても無駄ですよ~ww\nm9(^Д^)プギャー!!\n by○○ (@XXXXXXXXXXX)")
}
</SCRIPT>
</head>
<body />
</html>

普通に無限ループでプギャーしてます。作るのに特別な知識がいるものではないです。

AAと顔文字のチョイスが数年前っぽくて和みます。最近だったらこういうのになるのかな。

それにしてもこれで警察沙汰になるなら、うっかりループ処理から抜けられなくなるバグが残ったブラウザゲームを公開するだけでアウトですよ。悪意が無ければ許されるのなら、悪意が無いのを装ったブラクラを作られるだけだろうし。

ダメなのは分かるけど、めんどくさいです。そういう時代か。